手間暇かける手芸だから、「流行っているからこれをやろう」ということはないけれど、やっぱりトレンドは気になります。
新しい動向に目を向けることで、自分の世界が広がることもありますよね。
昔から変わらぬ定番の手芸の編み物や刺繍でも、素材の新しさ、作るアイテムの選び方などに新しい動きがあるようです。
敏感にとらえて作品に生かしてみましょう。
作って売れるものって…実際何?
メルカリでもハンドメイドは売れています。
どんなものが売れているか気になりますね!
・レジンのアクセサリー
すでに定着した人気のレジンですが、これからは、ころんとした球体や中が空洞になるものも人気が出そうです。
既にたくさん出回っている感もあるので、形や着色に技ありのものが目立ちそうです。
・ブローチ、ヘアゴムなどの刺しゅう小物
昔から変わらぬ手芸アイテムの刺繍も、ブローチやヘアゴムなど、身につけてアクセサリーとして楽しむという方向性のものが注目されます。
・子供服や幼稚園・学校用品
入園・入学グッズや、習い事で使うバッグや巾着などの袋物、洗濯できる手作りマスクなど、子供の暮らしを応援するアイテムに手作りの温かみのあるものを求める人が多いようです。
・ハロウィンの飾り、クリスマスのオーナメントなど
季節のものはタイミングを上手にとらえて制作・出品することが大切で、ハロウィンやクリスマスなどが狙い目でしょう。
・お人形の洋服
メルちゃん、ソラン・レミンといったお世話タイプのお人形の洋服や、布団や家具などお人形まわりの小物も売れてます。
・テッュシュカバー、ポーチ、バッグといった布小物
バッグの中で使いやすい大きさのポーチとかサブバッグなど工夫のあるもの、また、ユニークな楽しいデザインのもの。
・スマホケース
人の目につくものだから、他の人がもっていないハンドメイドのスマホケースはなかなかの人気のようです。
作り方としては、土台になるスマホケースを用意して飾り付けをする方法、あるいは、布、編み物、革など、スマホケースそのものを作るやり方があり、得意な手芸からスマホケースに発展させることもできます。
・アロマワックスサシェ
見た目も可愛らしく、火を灯さずに香りを楽しめる癒し系インテリア小物として人気。
ワックスも天然素材で、香りを選べるようになっていたり、自分好みのものが選べるのも魅力です。
・ペット用品
首輪やお洋服、アクセサリーおもちゃなどの他、お食事台などの木工製品などもあり、お店で買えないものが見つかるのもメルカリの魅力。
・羊毛フェルトの小物、アクセサリー
自由な造形ができる羊毛フェルトはアクセサリー・小物類からとてもリアルな動物まで変幻自在でテイストもいろいろです。
プチ稼ぎハンドメイドの心得
メルカリはオーダーもできるので、アクセサリーならピアスをイアリングに変更するとか、金属アレルギーに対応したものを用意するなど、細やかな対応をするのが売り上げアップの秘訣です。
バッグならば、便利なポケットがついている、サブバッグならかさばらない素材で作ってあるなど、「こんなのがあったら良いな」という使い手目線で考えた商品に人気が集まるようです。
使う人に喜ばれるものを作るという基本を忘れないことと、そして、その努力が伝わるように、見やすくわかりやすい写真を撮り的確な説明をつけるなどの配慮が売り上げにつながります。
不器用でもハンドメイドで稼ぐことはできる?
売れるハンドメイド商品というのは、なにも複雑な難しい工程で作ったものばかりではありません。
むしろ、ぱっと目につく可愛らしさとか使いやすいアイデアのものが多いのです。
作る工程はシンプルでも、見て楽しく使って喜ばれものを心がけたら、販売の道はぐっと身近になるはずです。
不器用と尻込みして販売を恐れることはありません!
これから流行るハンドメイド2019
大きな変化があるわけではありませんが、素材のバリエーションとともに内容が深まっていきそうです。
レジンなどのアクセサリーの人気は変わらぬ傾向ですが、これからはオリジナリティが今まで以上に求められそう。
編み物や刺しゅうも、ヘアアクセサリーやブローチなど身につけて楽しめるものが新鮮です。
素材としては、リサイクルという考えをさらに進め、元の製品よりも次元・価値の高いものを生み出すことを目的とする「アップサイクル」という新たなキーワードも生まれて、現在出回っている手芸材料としてはTシャツヤーンがそれにあたります。
(ダイソーなどの100円ショップでも売ってありましたね^^)
新しい素材から生まれるトレンドにも目が離せません。
まとめ
手芸の新しい動向に目を向けたら、作る気分も変わってきます。
もっと簡単に素敵なものを作るアイデアもわきそうだし、今まで作っているハンドメイドにさらなる魅力を加えることもできそうです。
せっせと作る手をちょっと止めて、新しい手芸を覗きにいくのも良いですね。
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