実家に帰りたくない疲れる。40代女性がそう感じてしまう原因とは

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最近、40代独身女性の多くが、「実家に帰りたくない」と考えているそうです。

気心知れた家族がいて、くつろげるはずの実家に帰りたくないのはなぜなのでしょうか。

実は、実家に帰ると、イライラしてストレスを感じる要因がいくつかあるようです。

ここでは、40代独身女性の、「実家に帰りたくない」という心理について考えていきます。

 

 

実家に帰りたくない40代独身女性は少なくない

40代独身女性の声を聞いてみると、「実家に帰るのが毎回イヤ」という声が少なくありません。

実際、私の周りの40代独身女性の半分以上は、「実家に帰りたくない」と言っています。

 

その原因の多くは、「実家に帰っても、くつろげるどころか、逆にイライラする」というものです。

そのため、彼女たちの本音は、「お盆や正月休みでも、できれば1人で過ごしたい」というものでした。

 

そして、そのように言っている人たちは、両親や兄弟との関係がうまくいっていないことが特徴です。

家族であっても、良い関係を築けていない人たちと一緒にいるのはつらいですよね。

 

 

実家に帰省してイライラする原因とは

実家に帰省してイライラする原因の大半は、先ほども触れた通り、「家族との関係性が良くない」というものです。

元々の関係性が良くなかった場合、実家に帰っても「針のむしろ」ですよね。

又、関係性が良くない人たちと無理にコミュニケーションを取ろうとすると、逆に喧嘩になることもあります。

これでは、くつろぐどころか、日頃仕事で感じる厄介な人間関係と同じになりますね。

 

又、家族との関係性がそれほど悪くなくても、家族からの余計な一言がイライラの原因になる場合もあります。

例えば、余計な一言の王道は、「早く結婚しなさい」という、結婚を急かす発言です。

もちろん、家族も悪気があるわけではなく、むしろ、良かれと思って言っていることもあります。

でも、結婚を焦らせる発言は、40代独身女性の胸には、鋭く突き刺さってしまうのです。

 

更に、実家に帰ると、どうしても家事を手伝わされたりすることも多いですよね。

このことも、実家に帰った時くらいはゆっくりしたいのに…と、イライラする原因です。

確かに、両親も若くありませんから、実家に帰った時くらいは、手伝うことも大切です。

でも、手伝いをするようにプレッシャーをかけられたりすると、自分のペースを乱されている気になってしまいます。

そのため、家族が嫌いなわけではないけれど、実家滞在中はついイライラしてしまうのです。

 

 

実家に帰らないのは親不孝?

「実家に帰るとイライラする」という人の中には、「めったに実家に帰らない」という人もいます。

中には、1年どころか、「ここ2~3年以上は実家に帰っていない」という人もいました。

では、実家に帰らない人は、「親不孝」の烙印を押されてしまうのでしょうか。

私は、「実家に帰らない」ということが、必ずしも親不孝になるとは限らないと思っています。

家族の関係性は色々あり、それぞれの家族が事情を抱えています。

そのため、「家族間でなるべく顔を合わせない方が良い」という家庭もあるのです。

 

例えば、昔から喧嘩ばかりしていた家族であれば、実家に帰るたびに喧嘩になることもありますよね。

実家に帰ったとしても、その状態だったら、それは本当に親孝行だと言えるでしょうか。

家族1人1人も人間ですから、性格も様々ですし、相性もあると思います。

相性が悪い者同士がわざわざ顔を合わせて、その結果いがみ合う…これは幸せではありません。

 

そのため、明らかに関係性が悪い家族の場合は、実家に帰らない方が親孝行なのかもしれませんね。

 

ただ、「結婚しなさい」などと余計な一言を言われるという場合は、少し別です。

この場合は、実家に帰らない選択をするよりも、もう少し話し合いが必要です。

言われたくないことを言われているのですから、「そんなこと言われたら悲しい」と素直に言うことも大切ですよ。

本音を話すことから逃げるために実家に帰らないのは、親不孝かもしれません。

 

 

まとめ

実家に帰ると、嫌な空気になったり、余計な一言を言われたりすることがあります。

これらのことがストレスになり、実家に帰りたくない40代独身女性が増えています。

もちろん、ある程度は家族と話し合い、良い関係・雰囲気になるような努力は必要です。

でも、どうしても良い方向に行かない場合、実家に帰らなくても、親不孝ではないと思います。

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